今日は、Windows8.1を起動しようとしたら
画面が真っ黒になって、画面左上にキャレット(アンダースコアの形をしたカーソル)が点滅したまま
何もできなくなってしまった時にやる対応方法についてメモです。
色々なサイトで調べまくった結果、
どうやら原因はブートセクタが破損してしまったことが原因の可能性が高いようです。
では、直しましょう。
方法1: Windowsインストールディスクで直す
最も手早い方法だと思いますが、今時インストールディスクを手元に持ってる人って少ないのではないでしょうか。
一応方法は、
コマンドプロンプトからWindowsを復旧する4つの方法 (Vista/7/8/8.1/10)
など参考にしてみて下さい。
方法2: Windows PEを使って直す
今回書きたい内容です。
Microsoftが用意してくれているWindows PEを使って直します。
1) 元気なWinPCでWindows ADKをインストール
から、Windows用アセスメント&デプロイメントキットをDLします。
DLしたadksetup.extを実行し、
・Deployment Tools
・Windows Preinstallation Environment (Windows PE)
の2つを選択しインストールします。
2) ブート用のUSBメモリを作成
スタートメニュー>Windows Kits>展開およびイメージングツール環境を右クリックして「管理者として実行」を選択。
コマンドプロンプトが起動するので、以下のようにコマンドを打ちまくる。
C:¥>copype x86 C:¥winpe_x86 ... 略 ... Success
ここで、
fwfiles
media
mount
という3つのフォルダが生成されるはずです。
次に、USBメモリに書き込みます。
C:¥> cd winpe_x86 # 最後の「f:」はUSBがFドライブに刺しこまれている場合です。 # 環境に合わせて書き変えて下さい。 C:¥winpe_x86>makewinpemedia /ufd c:¥winpe_x86 f: Proceed with Format [Y,N]? Y // ←USBデータはフォーマットされてしまうけど、Yで。 ... 略 ... Success
USBにWindows PEデータが書き込まれました。
3) Windows PEで修復
では、壊れたWindowsマシンにUSBを挿し込み起動させます。この時、BIOS画面でブートの優先順をUSBを最優先に変更して起動させないと、いつもの壊れた真っ黒画面になってしまいますので注意です。
WindowsPEが起動したら、そのコマンドプロンプト上で、
X:¥windows¥system32> bootsect /nt60 sys mbr
と打ちます。
が、多くの人はここで
The system partition was not found
というエラーに遭遇すると思います。
その場合は、
X:¥windows¥system32> bootsect /nt60 C: /mbr
で問題ないはずです。
途中の「C:」は壊れた対象のHDDドライブ名です。
環境に応じて書き変えて下さい。
これだけで壊れたHDDのブートセクタは直っているはず!
4) それでも直っていない場合
3)が終わったあと、Windowsを起動しようとしてもまた真っ黒にキャレット点滅の場合..。大丈夫です、3)をもう一度試して起動してみましょう。
それでもダメな場合、今度はPC再起動してみましょう。
きっと動くはずです..。
僕は2回ほど再起動し直すと、無事起動できました。
それでもダメな場合、、
別の原因を探って対応するか、PCを買い換えましょう。
以上でぇぇぇぇぇす!
※参考サイト: 管理者必携のトラブルシューティングツール「Windows PE 5.0」の起動用USBメモリを作成する - @IT
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