2010年4月22日木曜日

OpenFlashChart(php ver5)をちょっとカスタマイズ

どうも、俺@OpenFlashChartでグラフ作成中です。

Flashを使ったキレイなグラフ作成ライブラリOpen Flash Chartを使っています。
pythonとかperlとかjspからも呼び出せて、キレイなグラフを描画してくれるのでかなり使えるやつです。


僕はphpを使ってるので、アーカイブを展開して「/php5-ofc-library」以下のファイルを使ってグラフを作っているのですが、どうもこれが未完成っぽい。
未完成というより、「/php-ofc-library」以下にあるファイル(php4用)の方が色々充実しているみたいですね。

積み上げ棒グラフを作っているのですが、このサンプルにあるようにグラフ上部に凡例を出したいのに出せませんでした。
※php4版ではすぐ出せました。

というわけでphp5版の/OFC/Charts/Bar/OFC_Charts_Bar_Stack.phpをイジっちゃいましょう。

# vim /OFC/Charts/OFC_Charts_Bar.php
// set_keys()メソッドを作成
function set_keys ($keys) {
$this->keys = $keys;
}

# vim /OFC/Charts/Bar/OFC_Charts_Bar_Stack.php
// OFC_Charts_Bar_Stack_Keyクラスを追加
class OFC_Charts_Bar_Stack_Key {
function OFC_Charts_Bar_Stack_Key($color, $text, $font_size) {
$this->colour = $color; // `colour`なことに注意
$this->text = $text;
$this->font-size = $font_size;
}
}


呼び出し側では

<?php
$bar_stack = new OFC_Charts_Bar_Stack();
$bar_stack->set_keys(
array (
new OFC_Charts_Bar_Stack_Key($color, $text, $font_size),
new OFC_Charts_Bar_Stack_Key($color, $text, $font_size),
new OFC_Charts_Bar_Stack_Key($color, $text, $font_size)
)
);
のようにしてやればOKです。


OpenFlashChart(php版)は、最後のtoString()メソッドやprettyString()メソッドでセットされた値を単にjson_encode()して吐き出しているだけ
なので、どんな値をセットしてもjson形式でデータを出力してくれます。
あとは、ライブラリに用意されているswfファイルが読み取ってFlashグラフを作成している、という訳です。

ちゃんちゃん。

MySQLのデータをCSVで出力/入力

どうも、俺@始業しましたです。

ググればすぐ出てきますが、MySQLのデータを簡単にcsv(またはtsv)出力する方法のめもです。
出力
mysql> SELECT * FROM table_name
INTO OUTFILE "/tmp/out.csv"
FIELDS TERMINATED BY ',';
これで、/tmp/out.csvというファイルに`table_name`テーブルのデータをカンマ区切りで出力できます。
タブ区切りで、各項目を`"(ダブルクォート)`で囲む場合は、
SELECT * FROM table_name
INTO OUTFILE "/tmp/out.csv"
FIELDS TERMINATED BY '\t'
ENCLOSED BY '"';
と、ENCLOSED BY '"' を追加します。
テーブルを結合した結果をcsv出力し、改行コードは`\r\n`にするには
SELECT * FROM table_name
INNER JOIN join_table ON table_name.f_key = join_table.id
INTO OUTFILE "/tmp/out.csv"
FIELDS TERMINATED BY '\t'
ENCLOSED BY '"'
LINES TERMINATED BY '\r\n';
と、LINES TERMINATED BY '\r\n'を追加します。

次にデータを入力する方法です。
これはmysqldumpで取得したデータをリストアするより高速に動作します。(たぶん)
mysql> LOAD DATA INFILE "/tmp/in.csv"
FIELDS TERMINATED BY ',';

もちろんタブ区切りの場合は、
LOAD DATA INFILE "/tmp/in.csv"
FIELDS TERMINATED BY '\t';
になります。
ダブルクォートや改行コードを指定してインポートする場合も、INTO OUTFILE構文のと同様です。

ただ、クライアントマシンとMySQLマシンが別サーバで接続されている場合は、
mysql> LOAD DATA LOCAL INFILE "/tmp/in.csv"
FIELDS TERMINATED BY ',';
と、`LOCAL`キーワードを指定します。


出力する方法
入力する方法


以上でぇぇぇえぇす。

2010年4月6日火曜日

Zend_Db_Selectの便利な使い方

どうも、俺@風呂上りです。

今日はZend Frameworkで用意されているZend_Db_Selectクラスを使った便利な方法をメモします。
ま、ZendFrameworkの公式にあるので、そちらを参考に!

Zend Frameworkのコンポーネント達はそのフレームワークを利用せずとも、組み込めるように作られているので、そういう使い方もできますよ(´・ω・`)

インスタンスの生成は、
<?php
$select = new Zend_Db_Select(Zend_Db_Adapter $db);
これでZend_Db_Selectのインスタンスが生成されます。

Where句は、
<?php
$select->where("id = ?", $id_param, Zend_Db::INT_TYPE);
// WHERE id=$id_param
で作れます。
続けて書けば、
<?php
$select->where("id = ?", $id_param, Zend_Db::INT_TYPE);
$select->where("name = ?", $name_param);
// WHERE id=$id_param AND name='$name_param'
のようになり、
<?php
$select->where("id = ?", $id_param, Zend_Db::INT_TYPE);
$select->orWhere("name = ?", $name_param);
// WHERE id=$id_param OR name='$name_param'
になります。

Order by句は、
<?php
$select->order("id");
// ORDER BY id

<?php
$select->order("id DESC");
// ORDER BY id DESC
になります。

Limit Offset句は、
<?php
$select->limit(30, 10);
// LIMIT 30 OFFSET 10 または LIMIT 30, 10
でできます。

Group by句は、
<?php
$select->group("id");
// GROUP BY id
です。

で、ここがとても感動したポイントですが、取得したカラムやテーブルの指定する方法は、
<?php
$select->from("foo_table");
// SELECT * FROM foo_table

<?php
$select->from(array("foo" => "foo_table"), "id");
// SELECT foo.id FROM foo_table AS foo
となるのです(´・ω・`)
カラムにエイリアス(別名)をつける場合は、
<?php
$select->from(array("foo" => "foo_table"), array("id_aliase" => "id"));
// SELECT foo.id AS id_aliase FROM foo_table AS foo
です。
途中でカラムを追加するには、
<?php
$select->from(array("foo" => "foo_table"), array("id_aliase" => "id"));
$select->columns("name", "name_aliase");
// SELECT foo.id AS id_aliase, foo.name AS name_aliase FROM foo_table AS foo
です。
一気に大量のカラムを書きたい場合は、
<?php
$select->from(array("foo" => "foo_table"), array("id", "name", "birthday", "address",....));
のようにします。



ということは、これらをまとめると、
<?php
$select = new Zend_Db_Select(Zend_Db_Adapter $db);
$select->from(array("foo" => "foo_table"), array("id", "name"));
$select->where("id IN (". implode(",", $id_list).")");
$select->order("id DESC");
$select->limit(30, 10);
// SELECT foo.id, foo.name FROM foo_table AS foo WHERE id IN (x,x,x,x,x) ORDER BY id DESC LIMIT 30 OFFSET 10;
のようになるわけです。

これにZend_Db_Adapterを利用して、
<?php
$result_set = $db->fetchAll($select);
とかやると、一発で配列でデータを取得できたり、
<?php
$stmt = $db->query($select);
while ($rs = $stmt->fetch()) {
// 処理
}
のように1レコードずつデータ処理を行ったりできます。

ちなみに、クエリ文字列を取得するには、
<?php
$query = $select->__toString();
でできますし、Where句だけ取りたいという場合は
<?php
$wheres = $select->getPart(Zend_Db_Select::WHERE);
// where句すべてを配列で取得できるのであとで、implode()とかやれば使える
で取れます。

いやぁ、超便利ーー(´・ω・`)