今日は超基本中の基本ですが、rsyncの設定・使い方についてメモります。
rsyncはほとんどのLinuxに標準でインストールされている、ファイル転送用?コマンドです。
オプションも色々用意されていて、バックアップやミラーリングなどに便利です。
http://www.infoscience.co.jp/technical/rsync/
僕の利用しているLinuxディストリはCentOs4.7です。
rsyncコマンドはインストールされているものとします。
rsyncデーモン側(rsyncd)で/etc/rsyncd.confという設定ファイルを作成します。
# vim /etc/rsyncd.confで、rsyncdを再起動します。
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hosts allow = 127.0.0.1 192.168.1.0/24 // ←許可するrsyncクライアントIP
hosts deny = * // ←拒否するrsyncクライアントIP *は全て
use chroot = false // ←chrootするかどうか。trueの場合は `path = /PATH`で指定したパスでchrootする
read only = false // ←read-onlyにするかどうか。trueの場合はクライアント側からのアップロードができない
[my_module_name] // ←モジュール名 モジュール毎に細かい設定をする場合
uid = nobody // ←モジュールでのユーザ名
gid = nobody // ←モジュールでのグループ名
path = / // ←デフォルトのパス
comment = this is comment. // ←コメント
# service xinetd restart
では、実際にrsyncコマンドを使う場合は
<サーバA>クライアントIP(192.168.1.1)
<サーバB>デーモンIP(192.168.1.2)
サーバA
$ rsync -avz /home/from/data/ 192.168.1.2::my_module_name/home/to/data/
でサーバA(/home/from/data)からサーバB(/home/to/data)へファイルが転送されます。
書式は
$ rsync [OPTION] 転送元PATH 転送先IP:[:モジュール名]転送先PATHです。
ちなみにサーバAで
/home/from/data/とするのと/home/from/dataとするので動作が違うので要注意です。
/home/from/data/(スラッシュあり)の場合は、/data内のファイルだけが
/home/from/data(スラッシュなし)の場合は、/data内のファイルと/dataディレクトリ自体が
転送の対象となります。
以上どぇぇ~す。
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